pactree(8)

名称

pactree - パッケージ依存ツリービューア

書式

pactree [options] package

説明

Pactree はパッケージの依存ツリーを生成します。

デフォルトでは、ツリー状の出力が生成されますが、--graph オプションを使うことで Graphviz の記述を生成できます。

オプション

-a, --ascii

ツリーの整形に ASCII 文字を使用します。デフォルトでは pactree はコンソールがサポートしているのであれば Unicode の罫線素片文字を使用します。

-b, --dbpath

別のデータベースのパスを指定します。

-c, --color

出力をカラー化します。

-d, --depth <num>

表示する依存のレベルを制限します。0 なら指定したパッケージだけが表示され、1 なら指定したパッケージが直接依存しているパッケージだけが表示されます。

-g, --graph

Graphviz の記述を生成します。このオプションが指定されたとき、--color--linear オプションは無視されます。

-h, --help

書式とコマンドラインオプションを出力します。

-l, --linear

1行毎にパッケージの名前を出力します。

-r, --reverse

指定したパッケージに依存しているパッケージを表示します。

-s, --sync

ローカルデータベースではなく同期データベースのパッケージデータを読み込みます。

-u, --unique

依存パッケージを一度だけ表示します。--linear も有効になります。

--config <file>

別の pacman 設定ファイルを指定します。

関連項目

pacman(8), pacman.conf(5), makepkg(8)

pacman とその関連ツールの最新情報は pacman ウェブサイトの https://www.archlinux.org/pacman/ を見てください。

バグ

このソフトウェアにバグは存在しません。バグを発見したら、できるかぎり詳しくバグの内容を記述して pacman-dev@archlinux.org にメールを送信してください。

著者

現在のメンテナ:

過去の主要貢献者:

他の貢献者については pacman.git リポジトリで git shortlog -s を使って確認できます。